日本におけるクリの栽培の歴史は、ニホングリの原生種と考えられるシバグリから始まります。北海道中部から九州南端まで広く自生をしています。栽培の歴史は古く7世紀末にはクリの栽培が諸国に奨励されたという記録も残っています。
この時代には品種の概念がなく、産地の名前がつけられていましたが、江戸時代になると品種名による名前の記載がされるようになりました。
日本で最も古い歴史を持つ産地は摂丹地方で、この地方で栽培される大きなクリを丹波グリと呼んでいます。日本で最も古い品種は丹波グリの長興寺(長光寺)です。
天明、寛政の頃(1781~1801)には新しく品種である銀寄が選抜されており、現在でも主要品目の一つとなっています。
